プラム・ガレットのレシピ｜シーズンカラーを楽しむ

プラムカラーを取り入れて：ファッションからテーブルへ

秋のやさしい風が吹きはじめる頃、私たちは自然とこの季節を象徴する深く魅力的な色に惹かれます。その筆頭が「プラム」。この秋、Fable Englandでは、深みと温かみを感じさせるプラムカラーを「Floral Engravings」コレクションに取り入れました。そして、プラムを楽しむのはファッションだけではありません。今回は、見た目もおしゃれで味も抜群なプラムタルトのレシピもご紹介します。

プラムは単なる「色」ではなく、“ステートメント”です。夏から秋への移り変わりには、プラムカラーのアクセサリーをモノクロの装いと組み合わせることで、上品で洗練された印象を演出できます。深みのあるプラムのトーンはスタイリングに奥行きを与え、マスタード、ティール、バーントオレンジといった秋色との組み合わせで、華やかで目を引くコーディネートを完成させます。

プラム・ガレットのレシピ

ガレットとは、素朴さとエレガンスを併せ持つ、自由な形で焼き上げるタルトのことです。 旬のプラムのジューシーな味わいがたっぷり詰まったこのプラム・ガレットは、気軽な集まりや秋の夜のデザートにぴったりの一品です。

調理時間
準備時間：20分＋冷却
加熱時間：45分＋休ませる時間
合計時間：65分＋冷却と休ませる時間
分量：6〜8人分

材料

生地

• 薄力粉 … 250g（打ち粉用に少量追加）
• グラニュー糖 … 大さじ2
• 塩 … ひとつまみ
• 無塩バター（冷たいもの） … 175g（角切り）
• 卵黄 … 1個分

フィリング

• プラム … 900g
• アーモンドプードル … 大さじ3
• グラニュー糖 … 50g（仕上げ用にさらに大さじ3）
• レッドカラント（赤すぐり）またはプラムのゼリー … 大さじ2

作り方

1. 生地を作る
　ボウルに薄力粉、砂糖、塩を入れて混ぜる。
　バターの半量を加え、指先でこすり合わせながらパン粉状になるまで混ぜる。
　残りのバターを加え、エンドウ豆くらいの大きさの塊を残す。
　冷水（約大さじ2〜3）を少しずつ加え、生地がまとまるまで混ぜる。
　円盤状にまとめてラップで包み、冷蔵庫で少なくとも2時間冷やす。

2. 生地をのばす
　打ち粉をしたクッキングシートの上で、生地を直径28〜30cmほどの円形にのばす。
　余分な生地をカットし、天板にのせて冷やし固める。

3. フィリングを準備する
　オーブンを240℃（ガスマーク9）に予熱し、天板を中に入れて温めておく。
　プラムは半分にカットする。

4. 組み立てる
　冷やした生地を取り出し、中央にアーモンドプードルと砂糖をふりかける（端5cmは残す）。
　プラムを円を描くように並べ、上からさらに砂糖をふる。
　生地の端を内側に折り込み、重なる部分は軽くつまんで留める。
　再び20分冷やす。

5. 焼く
　生地の縁に卵黄を塗り、砂糖をふる。
　シートごと熱した天板に移し、15分焼く。
　その後温度を180℃（ガスマーク4）に下げ、さらに30分焼き、きつね色になるまで焼く。

6. 仕上げる
　ゼリーと少量の水を小鍋で温めて溶かし、焼き上がったプラムの上に塗る。
　20分ほど冷ましてから、クリームやクレーム・フレーシュを添えてサーブする。