Fable England X Natural History Museum: 女性の創造性を讃えて

今週、Fable Englandとナチュラル・ヒストリー・ミュージアム（英国自然史博物館）は、プレス関係者や友人たちに向けてコラボレーションカプセルコレクションをお披露目しました。

「Floral Engravings（フローラル・エングレービングス）」は、Fableのクリエイティブディレクター、ヴァネッサがミュージアムのアーカイブから見つけ出した物語をもとに生まれた、華やかで繊細なジュエリー＆アクセサリーコレクションです。

グラスにはシャンパン、そしてクラシック音楽が静かに流れるなか、ゲストたちはこのコレクションのインスピレーションの源となった空間で、ゆっくりと作品を楽しむひとときを過ごしました。このコレクションのコンセプトは、ある偶然の出会いから生まれました。
Fableのクリエイティブディレクター、ヴァネッサとデザインチームがナチュラル・ヒストリー・ミュージアム（英国自然史博物館）のアーカイブを探っていたとき、マリア・ジビラ・メーリアンとその娘ヨハンナによる素晴らしいドローイングと出会ったのです。

マリア・ジビラ・メーリアンは当時の第一線で活躍した昆虫学者であり、17世紀の女性としては常識を超えた高い志を持っていました。母娘ふたりは先駆的なアーティストとして、昆虫のライフサイクルや変態の過程に関する科学的理解を大きく前進させ、学術の世界に革命をもたらしたのです。

「Floral Engravings（フローラル・エングレービングス）」は、マリアとヨハンナの卓越した芸術性にオマージュを捧げるとともに、母と娘の絆を讃え、そして「足を止めて、花の香りを楽しむ」ことの大切さを思い出させてくれるコレクションです。

メインとなるプリントには、草花や昆虫、動物たちがいきいきと描かれ、まるで自然の祝祭のような世界が広がっています。スカーフやナイトウェア、アクセサリーのライニングに施され、その華やかさと生命力が見る人を惹きつけます。

さらに、エナメルで丁寧に手描きされたイヤリング、ブローチ、チャームには、エキゾチックな動物たちが登場し、野性味と幻想的な魅力を併せ持つFableらしい美しい世界観を彩っています。

「今回、私にとって何よりも心に残ったのは、博物館の〈レアブックライブラリー〉に招かれた、あの忘れられない体験でした。植物学・昆虫学・鳥類学に関する美しい自然画を実際に手に取ってめくることができたのは、特別な喜びでした。」
- Vanessa Radley, Creative Director

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